看取り・孤独死

先日、車で走行中、派手なラッピングをした東北ナンバーのワンボックスが走っていた。
遺品整理・特殊清掃業者だった。
人の目をひいていた。
SNSで検索すると、車で南下しながら各地で清掃などをしているようだった。
近年、孤独死が全国的に増えている。
死後数週間して発見されることも珍しくない。
誰にも看取られずに亡くなる。
コロナで心も物理的な距離も広がった。
以前は亡くなることを「息を引き取る」と表現した。
「息=命」と捉え「命を後の者が引き継ぐ」などと説明することが多かった。
多くの人が死を負と捉え、嫌い、避けようとするが…
看取りは、命の終わりに出会い、生に向き合う大切な場だ。
距離感は人それぞれだが、他者との関係を大切にしてほしい。
ひとりでは生きていけない。