家の宗教「押し付け」

先ごろ届いた宗門の機関紙「同朋新聞」を見て思った。

新聞の一面
夕方の街を歩く母娘の後ろ姿の写真に次の言葉が添えられていた。

カルト宗教と他の宗教を分けるのは、そこに教義の押し付けと人権侵害があるかどうかではないでしょうか

松田彩絵「LETS仙台所長」

令和3年の政府統計によると、真宗各派の信者数-寺院数は以下の通りだ。
・本願寺派(西) – 約 784万人 – 寺院数「10,111」
・大谷派(東)  – 約 735万人 - 寺院数「8,470」
 ※2015(平成28年)までは、約283万人
・高田派    – 約224万人 – 寺院数「626」
・佛光寺派   – 約48,000人 - 寺院数「357」
・興正派    – 約35,000人 - 寺院数「494」
 ※その他省略 

東本願寺の門徒戸数は 130万戸ほど。

1戸=5.7人
夫婦・子供・孫の3世代の全員が信者という計算だ!

この 735万人の門徒の大多数に信仰心は無くは、自分が信者だという認識はないだろう。

個人の意思を確認せず、勝手に信者にされている。

伝統的な「家の宗教」という考えだ。

仏教の門徒・檀家という考えは、江戸時代の「寺請制度」の名残で、
寺の檀家になることを義務付けられ、キリスト教徒への弾圧や民衆統制が行われた。

後の戦争「徴兵」に利用された悪しき政策だ。

信仰を受け継ぐかどうかは「個人の自由」だ。

最近は宗旨や寺を変える人が増えてきた。

自分で選べる時代になった。

我々坊主は、よく法義相続という言葉を使う。
念仏の教えを後世に引き継ぐことだ。

「カルト宗教と他の宗教を分けるのは、
そこに教義の押し付けと人権侵害があるかどうかではないでしょうか」

この言葉は我々へ向けられた言葉だ!

※過去の投稿の内容を更新して再投稿

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