坊主丸儲け「税金」

本日、半期分の源泉所得税を納付した。
「坊主丸儲け?」
意味を調べると、
「元手がかからず、すべて利益(儲け)になる」や「税金を払わないから」とある。
お坊さんって、税金を払わなくていいんでしょ!と言われた事が幾度とある。
本日、半期分の源泉所得税を納付した。
宗教法人 = 無税ではない!
・葬儀や法要のお布施 ⇨ 不課税
・墓地/納骨堂(永代使用料) ⇨ 非課税
・ 〃 (管理費) ⇨ 課税
・収益事業(34種類)の収入 ⇨ 課税
宗教法人であれば何もかもが不課税 / 非課税になるわけではない!
僧侶 = 無税でもない!
宗教法人からの給与 ⇨ 課税「源泉徴収義務者」
本日、半期分の源泉所得税を納付した。
「無申告」
丸儲けしている輩もいる!
施主様よりお預かりした、お布施の「一部」や「すべて」を法人口座に入金しない者がいる!
特に、門徒(檀家)以外からの依頼で執行した場合にだ!
悪びれる様子もなく、そんなことを言っている先輩がいた。
※事実関係は不明だが、おそらく本当だろう。
以前、京都の有名な寺院の住職を兼ねる僧侶が、3年間で計約2億円の申告漏れを指摘された事があった!
※個人的なことには使っていないとの言い分
大多数の僧侶の名誉のために一言!
殆どの僧侶が、正しく申告・納税をしている。
「お寺の格差」
都会などで広大な境内地や不動産を有し、賃料収入で潤っている寺院もある。
※この場合「収益事業」であるから課税される。
その一方で「兼職の住職(僧侶)」も多い!
お寺の給与だけでは生活ができないからだ!
親(住職)が元気な内は別の職に就き、時期を見て中途退職したり定年まで勤めた後に寺を継ぐ。
兼職で得た収入を「寺の維持管理費」に充てる住職(僧侶)も多い。
「維持管理費」の中には本山へ納めるお金「御依頼金(上納金)」というものがあり、
近年、この「御依頼金」が負担となり、本山を離脱(包括関係の廃止)し、単立宗教法人になる寺院が増えている。
以前、神社庁(「庁」が付くが役所ではなく、国内最大の神道系包括宗教法人)も、これが原因で離脱が増えニュースになった!
※金刀比羅宮も離脱した。
(神社本庁の不動産の不正転売問題が起因?)
多くの宗教法人が苦境に立たされている事は事実だ。
本日、半期分の源泉所得税を納付した。