樹木葬

近年、樹木葬が流行っているようだ。
樹木葬の定義はハッキリしないが、その多くは樹木「サクラ」を囲うように埋蔵するようだ。
埋蔵の方法には、個別・集合・合祀とあるようで、従来型の墓石のカロート「遺骨を納めるスペース」だけを集めた形のようだ。
従来の墓地のように、区画(2m四方)や墓石も不要だから安く済む?
確かに安く感じるが…
別途、銘板などの彫刻料・管理費・法要費用などが必要な場合もあるようで、注意が必要だ!
また、樹木は成長するし枯れることもある。
このような場合の対応など、将来への方針や契約条件などの確認も必要だ。
自分が想い描く姿と変わってしまう事も考えられる。
そして、何より重要なのは運営事業者だ!
別のブログ「安易な事業」で述べたが、墓地の運営は自治体か宗教法人に限られる。
宗教法人格を利用し実質的に石材店などが経営するような墓地は注意が必要だ。
検討中の方は、その墓地(納骨堂)が継続的に運営できる墓地なのかを、慎重に検討すべきだ!
破綻して後悔することがないように。